完全食と呼ばれるタマゴ。焼いても煮ても生でも食べれる食材の王様「タマゴ」。そんなタマゴについての記事です。タマゴの歴史、タマゴに関する豆知識、そしてタマゴに隠された驚愕のパワーと効果をまとめました。さらにお薦めにタマゴまで紹介していきます。早速みていきましょう!
タマゴの歴史
卵は紀元前1500年頃の古代エジプトで鶏が毎日産卵したという記録が残っています。通常は産卵期に5~10個の卵を産むのですが毎日産卵している事から既に品種改良され採卵用に飼育されていたと考えられています。日本では約2500年前に中国から伝わってきたと言われています。江戸時代に入ってタマゴは売られていますが当時はまだ高級食材でした。昭和30年頃に庶民に食卓に並ぶようになり、特に子供達に玉子焼きは大人気となり当時を反映させる「巨人・大鵬・玉子焼き」という言葉があります。
日本養鶏協会
https://www.jpa.or.jp/chishiki/no19/001.html
日本養鶏協会によって平成22年に制定されました。
11月5日は「いいたまごの日」
毎月5日は「たまごの日」
岸田吟香
実業家でもあり、日本で初めて卵かけご飯を食べたとされています。
タマゴに関する豆知識
ちょっとしたタマゴに関する豆知識をまとめました。
タマゴに漢字が2つあるのはどうして?
卵
調理前のもの
玉子
調理後のもの
つるっとむけるゆでタマゴ
ゆでる前に丸みのある方に少しだけヒビをいれておきます。
ヒビが大きすぎると失敗しますので注意して下さい
タマゴの保存方法
タマゴの丸い方を上にして、尖った方は下にして、冷蔵庫の奥へ保存します。
生タマゴと焼タマゴ栄養化が高いのはどっち?
加熱するとビタミンB群が多少減少しますが。栄養価に大きな差は出ません。しかし「リゾチーム」は熱に弱いので効果は失われてしまいます。
タマゴの栄養効果
タマゴは鶏のヒナが育つだけの栄養が凝縮されています。そんな「完全食」のタマゴの栄養効果についてをまとめました。
1・美肌効果
タマゴにはアミノ酸が多く含まれています。美肌効果を高めるには、コラーゲンが必要です。コラーゲンの主原料がアミノ酸です。加齢と共にコラーゲンの働きは低下していきます。アミノ酸が多く含まれているタマゴを食べればコラーゲンの働きの低下を抑え美肌効果を高めるといった効果が期待されています。
2.抗酸化作用
タマゴには「メチオニン」という必須アミノ酸が多く含まれています。「メチオニン」には抗酸化作用があり。体に溜まった老廃物や毒素などを排泄します。老化防止や生活習慣病の予防といった効果が期待されています。
3・脳の活性化・認知症予防
タマゴの卵黄には「レシチン」という成分が含まれています。「レシチン」の中には「コリン」という成分があり、この「コリン」が。脳を活性化させ認知症予防と脳の老化防止を抑える効果が期待されています。「コリン」を多く摂取した場合学習能力25%上昇したという研究データがあります。
4.生活習慣病予防
タマゴの卵黄に含まれる「コリン」には血圧を下げ中性脂肪の量を調節する働きがあます。メタボリックシンドロームの予防や改善が期待できます。
5.風邪を予防
タマゴの白身に含まれている「リゾチーム」という成分には風邪の予防に役立つと言われています。市販の風邪薬にも塩化リゾチームとして入っています。「リゾチーム」には風邪の原因となる細菌を溶かす働きがあります。昔の知恵で「タマゴがゆ」や「タマゴ酒」がありますが、非常に効果があったという事が分かります。
お薦めのタマゴ
タマゴを産んでくれる鶏、良質な環境で育った鶏が産むタマゴは絶品です。そんな絶品タマゴを紹介していきます。卵かけご飯にしても美味しく頂けます。

田子たまご村
黄身が大きくて、甘みがあるたまごです。アルカリ化されているので、日持ちがよく生臭みがない美味しくて安全な卵です。

アイ杉原 高嶺の卵
タマゴへのこだわりが強く、清流吉野川の水を使用しマイナスイオン水を与えて育ち独自に配合した飼料を与えて飼育されています。普通卵に比べ約14倍のビタミンEが多く含まれているのも特徴です。

山田養鶏 濃厚卵黄もみじたまご
国産卵でオリジナルブランドである交配種を生み出した栄養科の高いタマゴです。飼料に良質な魚粉を使用しDHAも豊富です。卵かけご飯にお勧めです。
「完全食」タマゴのまとめ
いかがでしたか?白き皇帝「タマゴ」は食材のキングといっても過言ではありません!明日から是非「完全食」のタマゴを食卓に一品並べてみてはいかがでしょうか??