この時期は【台風】が多い季節です。異常気象のせいか年々勢力も増し暴風圏内であれば対策は必須です!侮ることなかれ台風…自然の猛威のなかで人間はいかに無力であるか…。が、しかし我々には自然の猛威に対抗しうる【知恵】があります。台風が来る前に万全を期して台風が通りすぎるのを待ちましょう!
台風とは?
台風とは、海の上で発生した低気圧(熱帯低気圧)のうち、最大風速(10分間平均)が17.2m/s以上となったものを【台風】と呼びます。
台風の呼び方
台風は国際的な取り決めがあり、最大風速や発生した場所により台風の呼び方が異なります。これを越境台風と呼びます。
サイクロン
最大風速が17.2m/s以上の熱帯低気圧が北インド洋と南太平洋にできたものをサイクロンと呼びます。
ハリケーン
最大風速が32.7m/s以上の熱帯低気圧で西経180度を超える北大西洋と北東太平洋にできたものをハリケーンと呼びます。
台風の年間発生率
台風はいったい何個発生しているのか?と疑問に思う方も多いと思います。台風の年間発生率についてです。
台風は年間25,6個発生しています。
台風の強さ
台風には強さがあり日本国内では最大風速により三段階に分けられています。その強さについてをまとめました。
強い 最大風速 33m/s(64ノット)以上~44m/s(85ノット)未満
非常に強い 最大風速 44m/s(85ノット)以上~54m/s(105ノット)未満
猛烈な 最大風速 54m/s(105ノット)以上
台風の大きさ
ニュースでよく聴く「大型の台風」という言葉、気象庁により基準が設けられています。その大きさについてをまとめました。
大型 風速15m/s以上の半径 500km以上~800km未満のもの
超大型 風速15m/s以上の半径 800km以上のもの
台風の番号について
「台風○号が~」など呼ばれていますが、どうやって決めるのか疑問に思った事が1度はあると思います。そんな台風番号についてを調べました。
毎年1月1日から発生した順番により台風の番号が決められています。
また140個の名前が決められていて約5年周期で一巡するようになっています。
台風対策
毎年やってくる台風に対抗する対策についてです。備えを万全にしておきましょう!
【ベランダ】
家庭菜園のプランター・鉢植え・物干し竿・ゴミ箱等は飛散する恐れがあるので屋内に収納しておこう!排水口も忘れず掃除しておこう!
このホウキは、ほぼ全てのマンションタイプでもサイズが合います。詰まる前に掃除しましょう!
【雨どい・雨戸】
雨どいに落ち葉などのゴミが詰まっていないか確認しておこう!雨戸のガタツキもチェック!!補強もしておこう!
【外壁】
壁に亀裂はないか確認しておこう!腐食や浮きがないかも要チェック!
【窓ガラス】
ガラスのひび割れ、窓枠のガタツキはないか確認しておこう!強風でいろんな物が飛んでくるので飛来物対策はしっかりと!!
【屋根】
瓦のずれ・剥がれていないか?ひび割れもチェック!!テレビのアンテナの補強をしておこう!(無理しないでね)
屋内の備え
屋内の備えもきちんとしてこそ台風の対策です!万が一の為にです!!
【断水に備えて】
生活用水の確保!浴槽に水を張っておく・おトイレの水もね!!停電で冷蔵庫の物が腐る恐れあり!水・保存食の備えを!
【外からの飛来物に備えて】
ブラインド・カーテンは閉めておこう!!
【ハザードマップ】
もしもの時の避難場所と避難経路をハザードマップで確認しておく!
非常用品
まとめて非常用品を袋に入れておくとすぐに持ち出せるよ!!
懐中電灯・ローソク・マッチ・ラジオ・乾電池・救急薬品・モバイルバッテリー・携帯コンロ・衣類・非常食
アイリスオーヤマ防災グッズ
《窓ガラスが割れた時》
雨戸がない場合は風雨が容赦なく室内に侵入してきます。しかし、落ち着いて慌てずベニヤ板などで緊急対策しましょう!何もない場合は、畳を上げたり、大きなテーブルで窓を塞ぎましょう!
細かいガラスの破片は大変危険です。ガラスが飛び散ったら「ガムテープ」「養生テープ」を使って取り除きましょう!(十分気をつけてね!)
《窓が飛ばされた時》
強風で窓が吹き飛ばされた時は、天井が吹きあがり大変危険でどえらい事になりかねません。いざというときは反対側の窓を開けて風を逃がしましょう!風の通り道を作れば最小限に被害を抑える事が出来るはずです!
台風対策!備えあれば憂いなし
台風の対策としてをまとめてみました。私は大丈夫!…自然を侮ってはなりません!いざという時落ち着いて行動できるように…。なによりも命を大事に1番に考えましょう!これから参考にして頂ければと思います。以上で終わります。