名作アニメ「天空の城ラピュタ」毎回金曜ロードショーで高視聴率を記録する云わずと知れたスタジオジブリの名作アニメです。今回の主役はパズーの父親です。パズーの父親は冒険家で「ラピュタ」の撮影に成功しますが、詐欺師扱いされその生涯を終えています。登場シーンが少なく父親の生涯は謎に包まれています。知られざるパズーの父親の職業や死因、乗っていた飛行船、竜の巣など知られざるパズーの父親について迫ります!
天空の城ラピュタ
「天空の城ラピュタ」とは1986年に公開された初のスタジオジブリ作品です。宮崎駿監督作品で金曜ロードショーなどでも度々放送され毎回高視聴率を取る人気の高い作品として知られています。。19世紀後半のヨーロッパ産業革命期を元にした架空の世界が舞台となっています。天空の城ラピュタは心踊らす冒険ファンタジー活劇です。
天空の城ラピュタ作品情報
名作アニメ「天空の城ラピュタ」の作品情報を紹介します。「天空の城ラピュタ」は宮崎駿監督による作品で1986年に劇場公開されたスタジオジブリ初作品でもあります。宮崎駿監督が子供の頃に描いていた物語が骨組みとなっています。公開当時、興業成績は振るわなかったが、観客満足度調査は97.7%と非常に高い作品です。主な受賞歴は第9回「月刊アニメージュアニメグランプリ作品賞」「第4回日本アニメフェスティバル日本アニメ大賞アトム賞美術部門最優秀賞」など数多くの賞を受賞しています。
天空の城ラピュタあらすじ
名作アニメ「天空の城ラピュタ」のあらすじを紹介していきます。炭坑で働く少年パズーが空から降ってきた少女シータを助けます。彼女の持つ不思議な石「飛行石」には、かつてパズーの父親が撮影した伝説となっていた天空の城「ラピュタ」へと導く役割を持っていた。彼女がパズーの父親が目指した伝説の空飛ぶ城「天空の城ラピュタ」と深い関係がある事が判明し「パズー」は父の意志を継ぎ「シータ」と「天空の城ラピュタ」を巡り壮大な冒険へと旅立ちます。。。
パズーの父親の職業は?
名作アニメ「天空の城ラピュタ」に登場する「パズー」の父親の職業について、「パズー」の父親の職業は冒険家です。冒険家とは未開の地を切り開いたり遺跡を発見したり山を登ったり常に危険と隣り合わせの職業です。
名作アニメ「天空の城ラピュタ」に登場する「パズー」の父親の飛行船について、「ラピュタ」探索や冒険するうえで欠かせないもの、それは飛行船です。空高く存在する「ラピュタ」発見するには移動手段となる飛行船が必要不可欠。劇中で登場する「パズー」の父親の飛行船が実在していると噂されている。それが「アルベルト・サントス=デュモン」です。彼は「ヨーロッパの飛行機の父」と呼ばれる飛行船の第一人者でもある。「パズー」の父親の飛行船が彼の飛行船と酷似しておりモデルとなっている可能性が高い。しかしながら、竜の巣を突破する能力はありません。
アルベルトサントス=デュモン
1873年に生まれブラジル出身の発明家です。 1932年7月23日)はブラジル出身の発明家、飛行家です。ヨーロッパでは飛行機の公開実験成功や飛行機の製作者などヨーロッパで航空の先駆者として知られている。またブラジルでは飛行機の父、飛行機王の異名を持つ偉大な発明家として知られています。飛行船の造船でも有名です。そして、未完ではあるがヘリコプターを開発していたことでも知られています。
パズーの父親の死因
名作アニメ「天空の城ラピュタ」に登場する「パズー」の父親の死因について、劇中で父親の死因については言及されていません。しかし、小説版で「パズー」の父親の死因は明かされています。彼の死因は、新飛行船建造のためのスポンサー探しに出かけた時、不慮の事故で死んだとされています。伝説とされていた「ラピュタ」を発見撮影までしていたおり、非常に悔やまれる事故でその生涯を終える。志し半ば「ラピュタ」は正式に発見するまでには至らなかった。劇中では語られていないが、彼の死後、息子の「パズー」は相当苦労したであろうと思われる。
名作アニメ「天空の城ラピュタ」に登場する「パズー」の父親は冒険家です。彼は「ラピュタ」を発見し撮影に成功したのだが、捏造とされその発見は幻となった。「ラピュタ」は劇中「竜の巣」の中に存在していました。「竜の巣」は巨大な低気圧で侵入はおろか近づくことも難しい。しかし、彼は危険を承知のうえ突入した。命懸けの決断であった。そして「ラピュタ」を発見するのです。残念ながら上陸こそ出来なかったが、彼の中ではいつか必ず上陸したかったはずです。冒険家としての覚悟がわかる行動です。
息子パズーへの想い
名作アニメ「天空の城ラピュタ」に登場する「パズー」の父親は「ラピュタ」を発見しますが、不慮の事故でその生涯に幕を閉じています。志し半ばで生涯を終えたのですが、その意思を息子である「パズー」がしっかりと受け継いでいます。「パズー」は父親の汚名を返上すべく「ラピュタ」への想いは強かった。劇中で「竜の巣」に遭遇した際、逆に風が吹いているのを見て「パズー」は父親が言っていた「向こうは逆に風が吹いている」を思いだし、この中に「ラピュタ」があると確信し「父さんの行った道だ」と突入していきます。そして、竜の巣へと入った直後、嵐の中、突如として無音になり不思議な空間が発生するシーンがあります。そして「パズー」は嵐の中で父親の幻影を発見します。そして、口パクで何かを叫んでいます。実はこの口パク「父さん」と叫んでいるのです。この父親の幻影が「ラピュタ」へと導いたのではないかと思います。父親が「パズー」へ夢を託したのではないでしょうか?因みにこの口パクは公式のフィルムコミックには「父さん」とセリフが書かれています。
名作アニメ「天空の城ラピュタ」パズーの父親は冒険家!知られざるその生涯とは?まとめ
名作アニメ「天空の城ラピュタ」に登場する「パズー」の父親は偉大な冒険家でした。「ラピュタ」を発見したものの上陸を果たせずその生涯を終えています。しかしながら、息子「パズー」は、その意志をしっかりと継ぎ父親が成し得なかった夢を実現させています。「パズー」が竜の巣で見た父親の幻影、それは「ラピュタ」へと導き息子を想う気持ちが表現されていたように思います。そして、念願だった「ラピュタ」へと到達し父親の捏造疑惑を払拭出来たのだ。そして、今や海賊王を目指している…いやそれ、違う人…。パズーの父親の生涯は「ラピュタ」を追い続ける偉大な冒険家でした。同時に息子を想う気持ちは主題歌通り父さんが残した熱い思いが存在していました。名作アニメ「天空の城ラピュタ」に登場する偉大な冒険家パズーの父親に注目してご覧になって観てはいかがでしょうか?