名作アニメ「北斗の拳」1980年代を代表するアニメの1つであり「週刊少年ジャンプ」の黄金期を支えた漫画でもあります。そんな名作アニメ「北斗の拳」に登場する南斗聖拳最強の男「サウザー」について、南斗聖拳最強にして一子相伝の拳「南斗鳳凰拳」の伝承者でもある「サウザー」の強さを考察していき、「サウザー」の名言を紹介していきます。帝王の星「将星」を持つ「サウザー」に迫ります!
北斗の拳とは?
北斗の拳とは原哲夫と武論尊による作品で1980年代の「週刊少年ジャンプ」の黄金期を築いた代表的な作品の1つです。北斗神拳の伝承者「ケンシロウ」の生き様を描き出会いと別れ、宿命に立ち向かう姿を描いたハードボイルドアクション漫画です。
北斗の拳作品情報
北斗の拳は1983年~1988年まで「週刊少年ジャンプ」に掲載され大人気です。その人気から1984年~1987年に「北斗の拳」として1987年~1988年まで「北斗の拳2」としてアニメ化されました。
1986年に劇場版が公開されています。2003年~2004年にOVA「新北斗の拳」があります。「真救世主伝説北斗の拳」として、2006年に映画、第一部にラオウ伝殉愛の章。2007年に第二部ユリア伝。第三部に映画ラオウ伝激闘の章。2008年に第四部トキ伝。2008年に第五部として映画ZEROケンシロウ伝があります。
単行本はジャンプ・コミックス全27巻。その後も様々な媒体で刊行され続けています。今や日本国内だけでなく海外でも人気が高く、累計発行部数は全世界で1億部は突破しているとされています。
南斗6聖拳とは?
名作アニメ「北斗の拳」に登場する「南斗6聖拳」とは、「南斗聖拳」108派の中でも最高峰に位置する6つの流派の事で、「南斗聖拳」の伝承者達です。「南斗6聖拳」の伝承者達は各々が1つの星を宿星として持っており、宿命を背負っています。
南斗6聖拳伝承者
南斗孤鷲拳 伝承者 殉星 シン
南斗水鳥拳 伝承者 義星 レイ
南斗紅鶴拳 伝承者 妖星 ユダ
南斗白鷺拳 伝承者 仁星 シュウ
南斗鳳凰拳 伝承者 将星 サウザー
サウザーのプロフィール
南斗6聖拳の1人で帝王と呼ばれるサウザーのプロフィールを紹介していきます。
帝王の星「将星」を司る南斗聖拳最強の拳「南斗鳳凰拳」の伝承者です。「妖星」「ユダ」をそそのかし、南斗聖拳の分裂の始まりを作った黒幕でもあります。自らを「聖帝」と称し広大な土地を支配しました。また自身の威光の象徴とされる「聖帝十字陵」を建設する為、子供達を奴隷として使っていました。
身長は181cm、体重98kg、バスト140cm、ウエスト90cm、ヒップ102cm、首周り45cmです。公式データよりアニメ「北斗の拳ラオウ外伝天の覇王」では大きく描写されています。金髪のオールバックスタイルです。
帝王の肉体の秘密
心臓の位置と秘孔の位置が左右表裏逆という特異体質です。その特異体質から正確な秘孔を突くことができず北斗神拳も効かず「南斗聖拳最強」と呼ばれています。ラオウでさえもサウザーとの戦いは避けています。実際にショウジョウバエが突然変異で内臓器官や胚が左右逆転している事を「サウザー突然変異体」と呼ばれています。
サウザーの奥義
南斗6聖拳最強と称され自身も「聖帝」と名乗っていたサウザー。帝王の星「将星」を持つ孤高の帝王サウザーそんなサウザーの奥義を紹介していきます。
原作
極星十字拳
手刀で十字に切り裂く奥義です。ケンシロウですら初戦は見切れなかった程のスピードを持っています。
天翔十字鳳
「天空を舞う羽」と呼び、不敗を誇る帝王の拳。虚を捨て帝王のプライドと誇りを掛けた拳で「南斗鳳凰拳」の中でも唯一構えのある秘奥義です。
北斗の拳 審判の双蒼星 拳豪列伝
鳳凰呼闘塊天
一定時間ではあるが自身の攻撃力やスピード、防御力を高めることが出来る技。
南斗爆星破
空中で十字の闘気の刃を放つ技です。
彷翔十字鳳
逆立ちの状態から全身に闘気を纏い上空から攻撃する技です。
極星十字衝破風
十字に切り裂く闘気を放つ技です。
北斗無双
極星十字破風
北斗無双では闘気の刃は飛ばさず敵を切り裂く技として登場。
天翔群星脚
敵を蹴り上空に舞い上げ連続で攻撃する技
南斗恒斬衝
闘気の刃で辺りの敵を薙ぎ払う技です。
落鳳破
鳳凰の闘気を纏い、敵に向かって闘気を全て放つ技です。
鳳凰炎舞刃
鳳凰の闘気を纏い、鳳凰の羽ばたきと同時に闘気を飛ばす技です。
武帝衝破
闘気を球状に作りだし辺りの敵を攻撃する技です。
南斗瓢斬功
上空から急降下した際に起きる衝撃波で攻撃する技です。
天の覇王ラオウ外伝
悠翔嶽
無数の拳を繰り出す突き技です。
パチスロ北斗の拳 世紀末救世主伝説
極星雷雹擊
連続で拳を繰り出す技です。
百万の覇王乱舞
鳳凰割絶翼
凄まじいスピードで敵に飛び込み敵を切り裂く技です。
伏虎筋断
凄まじい速さで敵の足の筋を断ち切る技です。
南斗十字離斬
構えなしから敵を十字に切り裂く技です。
サウザーの師匠
「サウザー」の師匠は「オウガイ」という人物です。「サウザー」は孤児でしたが、先代で南斗鳳凰拳伝承者であった「オウガイ」により拾われます。そして「サウザー」は南斗鳳凰拳の伝承者として育てられます。「オウガイは」厳格な人物でしたが、「サウザー」に対して深い愛情を持ち「サウザー」を育てました。そんな「オウガイ」を実の父のように「サウザー」は慕っていました。
「サウザー」が15歳になった時、「目隠しをしてこれから襲いかかる敵を倒す」と言う南斗鳳凰拳伝承者としての儀式、「継承の儀」を受けます。「オウガイ」の言われた通り襲いかかる敵を見事に倒します。
「サウザー」が目隠しを取ると倒れている「オウガイ」の姿が目に入りました。南斗鳳凰拳は一子相伝の拳、それ故に先代は次代の継承者により命を絶たねばならなかったのです。それが南斗鳳凰拳「継承の儀」の真の実態だったのです。「オウガイ」は死の間際に、「お前の極星、南斗十字星を見ていたのだ」と言い残し息を引き取ります。
「サウザー」は父親のごとき存在であった師「オウガイ」を「継承の儀」により自ら手に掛けてしまい、愛する程、大きくなる喪失感と悲しみを受け入れる事が出来ませんでした。この出来事があり、「サウザー」は非情の独裁者への道を歩んで行く事になりました。
聖帝十字陵
「聖帝」と名乗り自身の威光の象徴として、また、師父であった「オウガイ」の為に、子供達を奴隷として建設しようとしたピラミッド型の巨大なお墓です。内部には即身仏となった師父「オウガイ」の亡骸が安置されています。
サウザーVSケンシロウ
「サウザー」と「ケンシロウ」との対戦ですが、初戦は「ケンシロウ」の北斗神拳が通用せず「ケンシロウ」を打ち倒します。この事から帝王「サウザー」は「ケンシロウ」よりも強い事が分かります。北斗の長兄「ラオウ」ですら手を出さなかった理由が分かります。「ケンシロウ」を敗った人物は、「シン」「カイオウ」そして、「サウザー」の3人だけです。
サウザーVSシュウ
「シュウ」は「サウザー」に「自分と対等に戦う事が出来る男」と言わしめた程の実力者です。「サウザー」に敗れた「ケンシロウ」に代わり「サウザー」に挑みますが、女や子供達100人を人質に取られていた為、本来の力を発揮出来ずに敗北しています。本来の力を発揮していたとしても「ケンシロウ」が初戦で見切れなかった「サウザー」のスピードについて行く事は不可能だったと推測出来ます。また「ケンシロウ」も「シュウ」の奥義「南斗白鷺拳」を使っていますが、「サウザー」にはかすり傷程で通用しませんでした。
「シュウ」の奥義である脚を使った南斗白鷺拳でしたが、足の筋を切られ封じ込まれ、聖帝十字陵の最後の1つを運び人柱にされてしまいます。最期は「サウザー」が放った槍が胸を貫き最期を迎えます。
サウザーVSトキ
「サウザー」と「トキ」が対戦する事はありませんでしたが、「トキ」は医学を熟知していた為、「サウザー」の左右表裏逆という強さの秘密を知っていました。
北斗神拳の歴史上最も華麗な技を持ち、「ラオウ」と同等に渡り合える実力者「トキ」は死の灰を浴びる前であれば、「サウザー」を倒す事が可能であったと考察できますが、余命幾ばくもない「トキ」の「北斗神拳」では「サウザー」を倒す事は不可能であると推測出来ます。
サウザーVSラオウ
「サウザー」と「ラオウ」は原作では対戦してません。「ラオウ」も「サウザー」の強さを認めており戦いは避けていた程です。「天の覇王ラオウ外伝」にて「サウザー」と「ラオウ」は対戦しています。
漫画版では「サウザー」自ら不可侵同盟を結んでいます。アニメ版では、「サウザー」に北斗神拳は通用しなかったが、「ラオウ」の剛の拳によりダメージを与えています。
お互いに最後の一撃を放った時に、「サクヤ」が身を呈して止めに入り、不可侵同盟を結んでいます。「ラオウ」との対戦は、ほぼ互角の強さであったと考察出来ます。
サウザーVSファルコ
「サウザー」と「ファルコ」の対戦はありません。南斗聖拳最強と元斗光拳最強が対戦すると、「ファルコ」の拳が「サウザー」に当たれば「ファルコ」の勝利は言うまでもありません。「サウザー」の技とスピードは「北斗の拳」の中でも1、2位を争う程の実力者です。南斗鳳凰拳の前では「ファルコ」が技を見切れないと推測します。この戦いは「サウザー」が優勢だと考察出来ます。
サウザーの最期
「サウザー」の最期は、帝王の持つ特異体質の秘密を「ケンシロウ」に見破られ、虚飾を捨て唯一の「構え」がある南斗鳳凰拳最強の奥義「天翔十字鳳」を放ち優位に立ち最後の一撃を放つも「ケンシロウ」の闘気で秘孔を突く北斗神拳奥義「天破活殺」をくらってしまいます。「サウザー」にとって致命的である両足の自由を奪われてしまいます。窮地に立たされた「サウザー」でしたが、帝王の星「将星」の意地を見せ逆立ちからの状態で一気に空高く舞い上がり最後の一撃を放ちます。しかし、「ケンシロウ」の「北斗有情猛翔破」で苦痛なき最後の一撃をくらいます。「サウザー」は最期に愛とは悲しみや苦しみではなく「ぬくもり」であった事を思い出し「オウガイ」の元へ寄り添い「もう一度ぬくもりを…」と本来の心優しき「サウザー」に戻り、涙を流し崩壊する聖帝十字陵と共に最期を迎えました。
サウザーの名言
帝王の星「将星」を持つ、南斗6聖拳最強にして「南斗鳳凰拳」の伝承者「サウザー」そんな「サウザー」の名言集をまとめました。数々の名言は名作アニメとして語り継がれ南斗聖拳最強の男「サウザー」は記憶に残るキャラクターとして、将星の如く輝きを放ちます。
愛ゆえに人は悲しまねばならぬ!愛ゆえに人は苦しまねばならぬ!
退かぬ!媚びぬ!省みぬ!帝王に逃走はないのだ!
こんなに苦しいなら…こんなに悲しいのなら…愛などいらぬ!
我が拳にあるのは制圧全進のみ!
帝王に愛などいらぬ!はむかう物には死あるのみ!
天空に極星は二つはいらぬ!
もう一度ぬくもりを…
名作アニメ「北斗の拳」南斗聖拳最強の男!「サウザー」の名言と強さ考察!まとめ
いかがでしたか?帝王の星「将星」を持つ南斗聖拳最強の男「サウザー」は「北斗の拳」に登場するキャラクターの中でも人気が高いことが分かりました。「サウザー」の名言は紐解けば愛情を失う事の悲しみや苦しみから逃げていただけのように感じました。人は苦しみや悲しみを知る事で他人に優しく出来る「ぬくもり」が生まれるのだと思いました。「サウザー」の強さ考察するに辺りどのキャラクターも魅力的で強さを持っています。戦う事が原作では描かれていないのを考察し推測してくと新たな「北斗の拳」の面白さが見えてきます。後世語り継がれ永遠のテーマとして賛否両論ありながら「北斗の拳」を楽しむの良いですね!
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