名作アニメ「紅の豚」は宮崎駿監督による作品で数多くの賞を受賞した人気の高い作品です。そんな名作アニメ「紅の豚」に登場する「空賊マンマユート団のボス」彼は「ポルコ・ロッソ」の過去を知り軍部にも精通している。しかしながら、彼の素性は謎に包まれている。今回は「空賊マンマユート団のボス」が主役です。謎に包まれた素性を考察していきます。空賊マンマユート団のボスが元空軍であったのか?を考察、そして、空賊マンマユート団の愛機、ボスの名前、空賊マンマユート団の名前の由来を紹介、さらに空賊マンマユート団のボスの声優を紹介していきます。知られざる空賊マンマユート団のボスの素性に迫ります!
紅の豚
名作アニメ「紅の豚」は、1992年にスタジオジブリで制作された長編アニメ映画で東宝創立60周年記念作品でもあります。「カッコイイとはこういうことさ」のキャッチコピーで知られ劇場版アニメ映画で当時の興行成績日本記録を更新した作品です。元エースパイロットの退役軍人が豚となり賞金稼ぎとなり、手に汗握る激しい空戦バトルを描いた物語です。
「紅の豚」の作品情報を紹介していきます。「紅の豚」は1992年に公開された宮崎駿監督作品です。主な受賞歴は第47回毎日映画コンクール音楽賞、第9回ゴールデングロス賞最優秀金賞、マネーメイキング監督賞、第5回石原裕次郎賞、文化庁優秀映画作品賞、アヌシー国際アニメーション映画祭・長編部門グランプリなど数多くの賞を受賞した作品です。
紅の豚 あらすじ
名作アニメ「紅の豚」のあらすじを紹介します。元イタリア空軍のエースパイロットの「ポルコ・ロッソ」が深紅の飛行艇サボイアに乗り空賊を狩る賞金稼ぎとなり、アメリカ人「カーチス」と激しい空戦を繰り広げる物語である。
空賊マンマユート団
名作アニメ「紅の豚」に登場する空賊マンマユート団とは、貨客船を襲い金貨を奪う等、アドリア海を中心に活動する盗賊の集団です。空賊マンマユート団は全員がボスのように飛行帽とゴーグルを身につけています。空賊連合には正式に加盟しておらずマンマユート団単独で活動しています。しかし、「ポルコ・ロッソ」が相手だと太刀打ちできず空賊連合の力を借りています。幼い子供達を人質に取る事もありますが、見た目とは違い優しい言葉を遣い傷つけたりする事はありません。劇中では「ポルコ・ロッソ」と「ドナルド・カーチス」の決闘を主催していました。
名作アニメ「紅の豚」に登場する空賊マンマユート団の愛機について紹介していきます、彼らの搭乗する機体は、髑髏マークとアーミー柄が特徴の機体で、四枚ブレードのプロペラと二基の水冷エンジンを搭載した通称「ダボハゼ」という機体がモデルとされています。二つの尾翼、後方には視察が出来るスペースがあり攻撃も可能となっています。コクピット側面にも砲門が備え付けており攻撃可能です。さらに機体の内部には武器弾薬が積まれ、ここに食料も備蓄しています。「紅の豚」の原作「飛行艇時代」とほぼ同様のデザインとなっています。劇中「ポルコ。ロッソ」との戦いで後部エンジン、尾翼の片方を破損し、不時着した際に後方部分がへし折れてしまい大破しています。
空賊マンマユート団のボス謎に包まれた素性考察
名作アニメ「紅の豚」に登場する謎に包まれた空賊マンマユート団のボス、名前も不明だが、「ポルコ」の過去を知るなど繋がりが深い。劇中では語られなかった空賊マンマユート団のボスの素性。ここで彼の謎に包まれた素性を考察したいと思います。
名作アニメ「紅の豚」に登場する謎に包まれた素性を持つ空賊マンマユート団のボスの名前について、彼は劇中でも度々登場し「紅の豚」になくてはならない存在です。しかし、彼の正式な名前は設定されていません。エンディングに流れるテロップにも「マンマユート・ボス」とクレジットされています。
空賊マンマユート団のボス謎に包まれた素性を考察していきます。彼は「ポルコ・ロッソ」の空軍時代の過去を知っている数少ない人物の一人です。「カーチス」との決闘で、「ポルコ・ロッソ」の得意とする「ひねり込み」を知っており、なおかつ戦争ではないという事で殺しもしないという「ポルコ・ロッソ」の信念を知る人物でもある。「ひねり込み」でアドリア海のエースとなった過去をしるだけでなく彼は軍での立ち位置も把握しています。「ポルコ・ロッソ」の過去を知り軍部にも精通している事を考えると彼は元空軍であった可能性が高い。「ポルコ・ロッソ」と同じ部隊ではなかったのかもしれないが「ポルコ・ロッソ」の功績を見聞きしていた可能性は十分に考えられます。彼もまた「ポルコ・ロッソ」のように軍を脱退していたのかもしれません。いずれにせよ激戦を生き抜いている為、相当な腕を持つパイロットである事が考察できます。
空賊マンマユート団のボス謎に包まれた素性を考察していきます。空賊マンマユート団のボスと「ポルコ・ロッソ」は犬猿の仲です。彼は「ポルコ・ロッソ」を毛嫌いしている。「ポルコ・ロッソ」の空軍時代を知っているという事は何かしら過去にトラブルがあった可能性もあります。そして、ホテルアドリアーノで記者から今回もお手柄でした空賊マンマユート団は当分再起不能でしょうとインタビューされていました。この事から空賊マンマユート団は「ポルコ・ロッソ」に何度も仕事の邪魔をされていたと推測できる。
空賊マンマユート団のボス謎に包まれた素性を考察していきます。空賊連合には加盟しておらず一匹狼として活動しています。が、空賊連合からはバカにされたりしていました。空賊連合同様にマダム・ジーナの店の近くでは活動しない。「ポルコ・ロッソ」相手に単独では勝ち目がないと悟り渋々空賊連合と手を組む事になります。
空賊マンマユート団のボス謎に包まれた素性を考察していきます。劇中でチャーター船を襲い乗船していた少女達を人質に取った際、「仲間はずれを作っちゃ可哀想じゃねぇか!」と言うと人質15人全員を連れて行きました。丁寧に人質を扱いまた傷つける事もしない。彼はいかついオッサンですが、実は優しいオジサンだったのです。
空賊マンマユート団のボス謎に包まれた素性を考察していきます。彼らは風呂に入らない…「ポルコ・ロッソ」が言及している風呂にも入らねぇからクセぇしなと言われている。飛行帽とかガチでヤバそう…。臭うと失神するかもしれない…。彼らの飛行帽を武器にすれば…誰も近寄れない一匹狼になりある意味最強を名乗れるかもしれない…。
空賊マンマユート団のボス謎に包まれた素性を考察していきます。貧乏だと言われれば貧乏です。「ポルコ・ロッソ」に敗れローンを背負っている。後に「ポルコ・ロッソ」から金貨半分を貰い修復自体は完了している。しかし、修理費が高く足りない分をローンで支払いしている。毎回、「ポルコ・ロッソ」に愛機を潰されていると推測される。強盗なのにローン通るとは…とか深く考えてはいけません。
空賊マンマユート団の名前
名作アニメ「紅の豚」に登場する空賊マンマユート団のボスは「ポルコ・ロッソ」の過去を知るなど、謎の過去を持っています。そんな彼がまとめる空賊マンマユート団ですが、名前には意味が存在しています。空賊マンマユート団の名前の意味はイタリア語で「ママ助けて団」です。原作の「飛行艇時代」では「ママ怖いよ団」となっています。
空賊マンマユート団のボス 心に響く名言
名作アニメ「紅の豚」に登場する空賊マンマユート団のボス、わりと重要なポジションにも関わらず名前も設定されていない残念なオッサン。そんな空賊マンマユート団のボスの心に響く名言を紹介します。彼が語った名言の数々…。早速みていこう!
うるせぇ!来やがれ豚野郎最後の勝負だ!くらえ!あれ!?壊れた!
最後の勝負は何回めでしょうか?そしてあの機関銃…37mm機関砲一人でぶっ放す程の腕力の持ち主。もはや飛行艇は要らないやはり最強キャラなのでは…。
仲間はずれを作っちゃ可哀想じゃねぇか!
ボス…優しい!とりあえずお風呂入ろう…優しいけど風呂入れよ…。
バカ野郎!志をもっと大きく持て!
名言出ました!ローン地獄ですが、志をもっと大きく!勇気が出ます。
戦争じゃねえとか何とかキザでイヤな野郎だぜ。
自分も経験したからこそ言える名言ではないでしょうか?
今頭を上げるともろに弾丸をくうぞ水面スレスレのほうが撃ちにくいんだ。
凄腕のパイロットである事がわかる名言です。同じく戦争を生き抜いたであろうボス。経験と知識から高度な技術を持っている事が考えられる。
ひねりこみだ!!
かつてボスもやられたであろう「ポルコ・ロッソ」の必殺技。数多くのパイロットがこの技で葬られたと推測される。
豚は殺しはやらねえんだ。
ボス…あんたも優しいじゃないですか!ツンデレキャラじゃないけどオッサンは優しい…。
すげぇ!豚が雲をひいた!
ボスが驚くほどのテクニックを魅せた「ポルコ・ロッソ」凄いGがかかりレシプロ機は空中でバラバラになる可能性が高いそうです。さすが豚「カッコイイとはこういことさ」たぶんこういうことじゃないと思うけど…。
空賊マンマユート団ボスの声優
名作アニメ「紅の豚」に登場する謎に包まれた素性を持つ男「空賊マンマユート団のボス」の声優について紹介していきます。劇中でも「ポルコ・ロッソ」と「ドナルド・カーチス」との決闘を取り仕切ったりと重要な役割を果たしている空賊マンマユート団のボス。「ポルコ・ロッソ」の必殺技を解説し、人質を優しく扱うなど印象に残る渋い声。いかつい顔のキャラクターにピッタリの声の持ち主は?早速みていこう!
上條恒彦
名作アニメ「紅の豚」空賊マンマユート団のボスは元空軍?!謎に包まれた素性考察!まとめ
名作アニメ「紅の豚」に登場する「空賊マンマユート団のボス」は「ポルコ・ロッソ」の過去を知る人物であり軍部にも精通している事から、元空軍であった可能性が高いと考察できます。そして彼は劇中でも非常に重要な役割を果たしたにも関わらず名前さえ決まっていないという悲しい事実。面倒見がよく部下達から信頼も厚い。そして義理人情に厚く礼儀を重んじるボス。「ポルコ・ロッソ」同様に戦争を生き残った腕利きのパイロットであると推測される。赤鼻眼鏡のオッサンは強盗ではあるが優しい。その素性は謎が多くあれこれと考察できるのも本作品である「紅の豚」の魅力の一つでもある。「空賊マンマユート団のボス」に注目して「紅の豚」をご覧になって観てはいかがでしょうか?