衝撃!!「となりのトトロ」のさつきと「火垂るの墓」の節子は同級生だった!?明暗を分けた二人の人生とは?

名作アニメ「となりのトトロ」に登場する「さつき」そして「火垂るの墓」に登場する「節子」この二人、実は同級生つまり同い年だったとされています。「さつき」は元気いっぱい小学校に通いお弁当まで作っている。一方、「節子」は食べるものもなく戦争という愚かな行為により幼くして亡くなっている。相反する道を歩んだこの二人が同い年だなんて…信じがたい…という事で、今回は二人が歩んだ道を振り返り明暗を分けた人生を検証・考察したいと思います。

となりのトトロ

「となりのトトロ」はとなりのトトロは、1988年に公開されたスタジオジブリ作品です。子供の時にしか見えないとされる不思議な生き物「トトロ」との交流を描いたファンタジー作品です。観客動員数は80万人と「風の谷のナウシカ」を下回る結果ですが、キネマ旬報「日本映画ベストテン」で1位に輝き地上波で放送される金曜ロードショーでは毎回高視聴率をとり根強い人気を誇っています。また、0歳から12歳までの子供がいる保護者を対象にしたアンケートで子供に観せたい映画1位となった作品でもある。映画「となりのトトロ」のキャッチコピーは「このへんな生き物はまだ日本にいるたぶん」純粋な気持ちをいつまでも。です。当時、高畑勲監督作品「火垂るの墓」と同時上映されました。

火垂るの墓

「火垂るの墓」は原作「野坂昭如」さんによる作品です。「アメリカひじき」と同時期に直木賞を受賞した作品でもある。1988年に高畑勲監督によりアニメ映画化された作品です。キャッチコピーは糸井重里による「14歳と4歳で生きようと思った」です。当時、宮崎駿監督による映画「となりのトトロ」と同時上映されました。主な受賞歴は日本カトリック映画大賞・ブルーリボン特別賞・文化庁優秀映画・国際児童青少年映画センター賞・シカゴ国際児童映画祭・最優秀アニメーション映画賞を受賞・第1回モスクワ児童青少年国際映画祭にてグランプリを受賞。戦後50周年特別公演として1995年に舞台化されています。2005年に終戦60年スペシャルドラマ「火垂るの墓―ほたるのはか―」がテレビドラマ化され2008年に実写映画化されています。

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明暗を分けた二人の人生プロフィール

さつき
 
節子

年齢
年齢
12歳
4歳
めい
清太
両親
両親
健在
死亡
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二人は同級生?!

明暗を分けた二人の人生を見ていくうえで、一番気になるのが「さつき」と「節子」は同い年なのか?という疑問です。ここでまず「さつき」と「節子」の年齢に注目してみよう。「さつき」の年齢は12歳、「節子」は4歳です。その差は8歳です。「となりのトトロ」の時代設定はテレビのない時代1953年(昭和28年)を想定して製作されたと云われている。「火垂るの墓」は1945年(昭和20年)です。この日「節子」の兄「清太」が三ノ宮駅にて力尽き死去。「節子」は4歳ですから、1941年生まれという事になります。そして「さつき」はというと…1941年生まれ…。奇しくも二人は同時期を生きていた事になります。しかし、あの「火垂るの墓」から僅か8年後が「となりのトトロ」の舞台。同じ日本とは思えないほどの落差である。そして、この二本の名作アニメは当時同時上映されていました。対照的な作品だけに8年という短い月日に衝撃をうけ改めて考えさせられる作品であると痛感しました。

明暗を分けた二人の人生 

名作アニメ「となりのトトロ」に登場する「さつき」そして「火垂るの墓」に登場する「節子」この二人の人生を見ていきましょう。「さつき」は実に小学生らしい楽しい毎日を送り、「節子」は4歳という余りにも短い生涯を送っている。二人の明暗を分けた人生の違いは何なのか?「さつき」と「節子」の両親の違い。現代でも何かと騒がれている「親ガチャ」は関係しているのでしょうか。明暗を分けた二人の人生を検証・考察していきます。

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さつき

「さつき」は「となりのトトロ」に登場するしっかりものの12歳の女の子です。不思議な生き物「トトロ」と出会う。心ウキウキワクワクするファンタジー作品のヒロイン。「かんた」にお化け屋敷とバカにされるほどの家に住む。人騒がせな妹を持つ。なんやかんやで妹思いの良き姉である。因みに走るのめっちゃ速い。あと食事も早食い。親孝行のできる優しい心を持つ女の子です。

父親

明暗を分けた二人の人生について、父親を見ていきましょう。「となりのトトロ」に登場する「さつき」の父親は「草壁たつお」です。彼はの仕事は、大学の非常勤講師をしています。そして、翻訳の仕事もしています。縄文時代に農耕があったという革命的な新学説の大論文を執筆中でその仮説を立証しようと週二回の出勤以外は書斎に閉じこもっています。「節子」の父親と違い生存している。因みに彼は学生結婚であったと考えられ「さつき」が生まれほどなくして学徒出陣により戦地へと出征したと思われる。多くの将校が志半ば戦地で散ったが生き抜いたであろうと思われる強者。

母親

明暗を分けた二人の人生について、母親を見ていきましょう。「となりのトトロ」に登場する「さつき」の母親は「草壁ヤス子」です。病名は定かではないが七国山病院に入院している。これまで入退院を繰り返しています。劇中では容態が急変したかのような紛らわしい電報を打たれ結果、「めい」が失踪するという事態を招いた。結果として「さつき」と「めい」はトトロにより助けられ事なきを得る。病弱ではあるが無事退院し「さつき」と「めい」の元へと帰る。

妹 

明暗を分けた二人の人生について、妹を見ていきましょう。「となりのトトロ」に登場する「さつき」の妹は「草壁めい」です。トトロの第一発見者にしてわがままの塊。彼女の母親を想う気持ちは草壁家では一番強いと同時に草壁家一のいらんことしーでもある。奇しくも「節子」と同じ4歳である。「トウモコロシ」でお馴染みトラブルメーカー。だが、彼女の純粋な心と好奇心旺盛な姿は多くの視聴者を虜にしメロメロにした人気者でもある。

自宅

明暗を分けた二人の人生について、自宅を見ていきましょう。「となりのトトロ」に登場する「さつき」の自宅はボロボロの一軒家。その異様なボロさから「かんた」から「やーい。お前んちおっばけやーしきぃー!」と揶揄されるほどである。元は結核患者が住んでいたバリバリの事故物件。あながち昭和のクソ坊主の言う事も間違いではないようだ。この家で「節子」とは対照的に「さつき」は幸せに暮らす。

資産

明暗を分けた二人の人生について、資産を見ていきましょう。「となりのトトロ」に登場する「さつき」というか「草壁家」の資産はマイナスであった可能性が高い。「さつき」の父「草壁たつお」の仕事は、大学の非常勤講師です。非常勤講師の年収は約250万程とされている。そして大学で教鞭をとる傍ら中国語の翻訳の仕事もしているようです。どちらにせよ家族4人を食わせるだけの資産は無い。しかしながら、両親は健在でありお金はなくても幸せそうである。

その後

明暗を分けた二人の人生について、「となりのトトロ」に登場する「さつき」のその後については描かれていません。監督の「宮崎駿」さんによると「結婚して子供もいるんじゃない」とポップに回答しています。彼女のその後はすくすくと成長し家族4人幸せな生活を送っていたと考えられる。

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節子

「節子」は「火垂るの墓」に登場する悲劇のヒロイン。戦争の愚かさを描いた作品で数多くの視聴者の涙をかっさらう。ひと回り離れた兄「清太」と共に終戦前後を必死に生きようとした。純真無垢でとにかく可愛い女の子。その生涯は蛍が光り輝く一瞬のようである。兄「清太」を疑問視する声も多いが、彼女にとってはかけがえのないたった1人の兄である。母が恋しい4歳の女の子。

父親

明暗を分けた二人の人生について、父親を見ていきましょう。「火垂るの墓」に登場する「節子」の父親は、帝国海軍の軍人です。兄「清太」が「節子」に父親の事を話すシーンで清太は「お父ちゃん、巡洋艦「摩耶」に乗ってな、連合艦隊勢揃いやで。」と語っています。この事から「節子」の父親は旧日本海軍に所属していたと思われます。しかしながら、「節子」の父親は戦死してしまいます。

母親

明暗を分けた二人の人生について、母親を見ていきましょう。「火垂るの墓」に登場する「節子」の母親は品があり気立てのよい美人です。劇中では先に防空壕へ避難すると言い残して被災。全身に大火傷を負う。全身包帯姿の母親の描写は非常に生々しくトラウマ級である。兄「清太」が駆け付けた時には危篤状態であったが、その後、帰らぬ人となる。回想シーンで登場する在りし日の母親は優しい眼差しで二人を見つめていた。

明暗を分けた二人の人生について、兄を見ていきましょう。「火垂るの墓」に登場する「節子」の兄「清太」です。「節子」とはひと回り離れた14歳。空襲で母親を亡くし自宅を追われた後、親戚を頼る。そこまではいいのだが、親戚の叔母と折り合いが悪くなると「節子」を連れ防空壕で暮らす。次第に食糧難となり「節子」に食わせる為、盗みを働く。実質「節子」を死に追いやった疑惑の人物でもある。しかし、母親が亡くなった事実を「節子」に話さない、ドロップをあげる、蛍で「節子」を喜ばす等、妹想いの良き兄。「節子」亡き後は後を追うように三ノ宮駅構内で死去。

自宅

明暗を分けた二人の人生について、自宅を見ていきましょう。「火垂るの墓」に登場する「節子」の自宅は空襲で焼かれ存在していません。その後、親戚を頼るが折り合いが悪くなり防空壕で生活をするようになります。衛生面で問題があり、クソガキ共が二人の生活をバカにしていた。「節子」が暮らした防空壕は実在する防空壕で「ニテコ池」にある。傍には「火垂るの墓」の記念碑がある。

資産

明暗を分けた二人の人生について、資産をみていこう。「節子」の父親は職業軍人であったとされる。当時の月収は大将で156円と云われています。そして劇中で語られた7000円の貯金。昭和20年代で換算すると約1300万程の大金になります。かなりの高所得者であり年収は1000万を優に越えている。父親はエリート軍人であり戦前は富裕層であり良い生活を送っていた事でしょう。しかし、その資産も終戦後では約380万に激減しています。当時は食糧難でお金があっても物がなかった。

その後

明暗を分けた二人の人生について、「節子」のその後を見ていきましょう。「火垂るの墓」に登場する「節子」のその後は、栄養失調により短い生涯を終える。劇中では赤く染まり兄「清太」と再会するシーンは既にこの世にはいない幽霊となって登場している。在りし日を繰り返すバッドエンド。

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衝撃!!「となりのトトロ」のさつきと「火垂るの墓」の節子は同級生だった!?明暗を分けた二人の人生とは?まとめ

「となりのトトロ」のさつきと「火垂るの墓」の節子、二人は同級生でした。そして、明暗を分けた二人の人生は実に対照的で考えさせられました。「さつき」と「節子」は同時代を生きていた。何かと話題の「親ガチャ」で見れば「節子」の方がだいぶ恵まれており戦争がなければ裕福な生活を送れていたように思う。一方「さつき」に関して「親ガチャ」はハズレだったと思うかもしれない。しかしながら、貧富の差で幸福度は計れないのだと感じた。「親ガチャ」ではなく幸せかどうかは自身で決めるものなのではないでしょうか?過ちを繰り返す愚かな行為、世界が少しでも平和になれば「さつき」のように笑顔の絶えない人生を「節子」が送っていたのかもしれない。「となりのトトロ」「火垂るの墓」明暗を分けた二人の人生に思いを馳せて観てはいかがでしょうか?

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