名作アニメ「北斗の拳」北斗神拳伝承者「リュウケン」徹底解説!知られざる過去と強さ考察!

北斗の拳に登場する「リュウケン」第63代北斗神拳伝承者として「ラオウ」「トキ」「ケンシロウ」「ジャギ」を育てた師匠でもあります。今回はそんな北斗神拳伝承者である「リュウケン」についてスポットをあて知られざる「リュウケン」について徹底解説していきます。「リュウケン」の過去や本名、そして強さについてを考察していきます。第63代北斗神拳伝承者「リュウケン」に迫ります!

 

北斗の拳

「北斗の拳」の世界は199X年の核戦争後の荒廃し暴力が世界を支配する混迷の時代が舞台となり、一子相伝の暗殺拳「北斗神拳」の使い手で伝承者である「ケンシロウ」が悪党を倒していき仲間達との出会いや別れを経験し成長してくホードボイルドアクション漫画です。

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北斗の拳作品情報

北斗の拳は1983年~1988年まで「週刊少年ジャンプ」に掲載された大人気漫画です。その人気から1984年~1987年に「北斗の拳」として1987年~1988年まで「北斗の拳2」としてアニメ化されました。1986年に劇場版が公開されています。2003年~2004年にOVA「新北斗の拳」があります。「真救世主伝説北斗の拳」として、2006年に映画、第一部に「ラオウ伝殉愛の章」2007年に第二部「ユリア伝」第三部に映画「ラオウ伝激闘の章」2008年に第四部「トキ伝」2008年に第五部として映画「ZEROケンシロウ伝」があります。
単行本はジャンプ・コミックス全27巻。その後もゲーム等、様々な媒体で刊行され続けています。日本国内だけでなく今や海外でも人気が高く、累計発行部数は全世界で1億部は突破しているとされている日本を代表する漫画作品の1つです。

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北斗神拳伝承者

「北斗神拳伝承者」第61代「霞鉄心」第62代「霞拳志郎」第63代「リュウケン」第64代「ケンシロウ」創始者は「シュケン」なお、「北斗神拳」は一子相伝での暗殺拳であり、伝承者候補に選出されると、北斗神拳を学んだ後に候補者同士で争い「心技体」や人間性に優れたものが伝承者として選ばれます。先代伝承者が決定するか、候補者が1人を残して全員辞退することで決定されます。北斗神拳の伝承者争いから外れた者は、拳を封じて隠居する、伝承者によって拳を破壊、もしくは記憶を奪われて拳を封じられるというの掟が存在します。

リュウケンとは?

「北斗の拳」に登場する「ケンシロウ」や「ラオウ」「トキ」「ジャギ」の師匠でもある「リュウケン」について、「リュウケン」の本名は「霞羅門」です。「北斗神拳第63代北斗神拳伝承者」です。「蒼天の拳」でも登場しており、「霞拳志郎」弟となっています。「ラオウ」「トキ」を養子に迎え入れる際の崖から突き落としどちらか這い上がってきた方を養子とすると言ったり、修行と称し未熟な「ラオウ」や「ケンシロウ」を体罰を通り越す程、叩きのめしています。北斗の掟を破った「ラオウ」の拳を封じようと後一歩まで追い詰めますが持病の発作が出てしまい「ラオウ」の手にかかり生涯を閉じる。

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リュウケンの過去

北斗神拳伝承者の「リュウケン」の過去について、「リュウケン」は、「蒼天の拳」に登場する「霞拳志郎」の弟です。しかし、腹違いの弟(異母弟)となっています。異母兄弟である事をお互い気にしている様子もなく、仲の良い兄弟として描かれています。兄としても武術家としても「拳志郎」を慕い、尊敬しています。また、「拳志郎」もまた「リュウケン」の実力を認めています。財閥総帥北大路剛士の娘である綾や玉玲の護衛を任せており、信頼も厚かった。その後、「拳志郎」が上海へと渡り「リュウケン」は、「北斗神拳第61代伝承者」の父、「霞鉄心」の元で教えを受け日々修行していました。「リュウケン」の実力と拳才は見事で、チンピラや殺し屋程度ならば軽くあしらえるほどでした。後に「拳志郎」の跡を継ぎ伝承者となったと推測されます。そして、「ケンシロウ」の名付け親でもあります。「ケンシロウ」の額に兄と同じ北斗七星の痣がある事を知り喜んだ「リュウケン」は、兄「拳志郎」のような立派な漢になることを願い、「ケンシロウ」と名付けました。しかし、「北斗の拳」の設定とは矛盾しています。

リュウケンとジュウケイ

「北斗の拳」に登場する「リュウケン」と「ジュウケイ」の関係について、「ジュウケイ」は「北斗琉拳」の伝承者で、「カイオウ」「ヒョウ」「ハン」「シャチ」を育てた師匠です。かつて「北斗琉拳」が持つ闇の力にとり憑かれ魔道に堕ちてしまい、愛する妻子を手にかけた過去を持っています。その際、北斗神拳の道場に現れ門下生を次々と倒していき、最後は「リュウケン」の北斗神拳の奥義で正気を取り戻します。「ジュウケイ」顔の傷は、その際に付けられたものです。その後は「ラオウ」「トキ」「ケンシロウ」を「リュウケン」の元に託しています。

リュウケンとコウリュウ

「北斗の拳」に登場する「リュウケン」と「コウリュウ」の関係について、かつて「リュウケン」と「コウリュウ」は兄弟同前に育ち「第63代北斗神拳伝承者」候補として伝承者の座を巡り戦ったライバルでもあり、龍虎並び称されていました。「コウリュウ」の腕は「リュウケン」を上回っていたが北斗の掟に従い兄弟同前に育った「リュウケン」の拳を封じる事が出来ず自ら伝承者候補から降りました。

リュウケンと鬼のフドウ

「北斗の拳」に登場する「北斗神拳伝承者」である「リュウケン」と「フドウ」について、かつて、「フドウ」は「鬼のフドウ」と呼ばれ悪事の限りを尽くしていました。そんな「鬼」と恐れられていた「フドウ」が北斗の道場破りと称し現れます。北斗の門下生達が「フドウ」に挑みましたが全く歯が立たず次々と倒されていきました。そして、食料や金品を強奪しています。その間「リュウケン」は動かずその場を見過ごしています。後に世紀末覇者拳王を名乗る若き「ラオウ」の姿もあったが恐怖で動くことが出来ませんでした。

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リュウケンと北斗神拳伝承者

「第63代北斗神拳伝承者」である「リュウケン」は後任の伝承者として第64代北斗神拳伝承者候補として4名から選出しなければなりませんでした。その候補者について紹介していきます。

ケンシロウ

「北斗神拳伝承者」候補の1人です。「北斗神拳伝承者」として内定していた「トキ」が候補者から外れた為、「ラオウ」と「ケンシロウ」のどちらかを選ばなければならなかった「リュウケン」は猛獣の虎をけしかけ、「暗殺拳」を持って制して見せよと問いかけます。するとケンシロウは虎に死を「覚悟」させたのに対し、ラオウは虎に死を「恐怖」させます。暗殺拳として「北斗神拳」の本質を理解するケンシロウこそが伝承者に相応しいとして、「ケンシロウ」が「第64代北斗神拳伝承者」として選ばれました。

ジャギ

「北斗神拳伝承者」候補の1人です。元々は孤児であった「ジャギ」を家族として迎え入れたが、養父「リュウケン」を尊敬し跡を継ぎたい気持ちが強く「リュウケン」が折れて伝承者候補へと成長します。しかし、光る才能があったものの、「ラオウ」「トキ」「ケンシロウ」との実力の差を感じ、コンプレックスから悪の道に堕ちてしまい候補者から外されます。

トキ

「北斗神拳伝承者」候補の1人「トキ」「トキ」は才能や人格そして、暗殺拳の特質ともに1番理解しており、次期伝承者としてほぼ内定していました。しかし、核戦争が起こってしまい、「ケンシロウ」と「ユリア」を守り被爆してしまいます。その後は病に伏してしまい伝承者としての道を閉ざしました。

ラオウ

「北斗神拳伝承者」候補の1人で1番の実力者であり「トキ」が伝承者候補から外れた際、どちらかを「北斗神拳伝承者」として選ばなければならなかった「リュウケン」は力のあるラオウとケンシロウの二人に巨大な虎をけしかけ、「暗殺拳」を持って制して見せよと問いかけます。「ラオウ」は虎に死を恐怖させます。するとケンシロウは虎に死を「覚悟」させます。これを見た「リュウケン」は「ラオウ」が「北斗神拳」の何たるかを全く理解していないことも見抜き、それも判断材料となり「北斗神拳伝承者」候補から外されました。


キム

「北斗神拳伝承者」として迎え入れられ幼き「ケンシロウ」兄弟と共に修行をしていました。しかし、「リュウケン」から才能なしと言われ破門され雪の中を泣いて帰った。「ケンシロウ」から情けをうけ堪らず号泣、お前に会えただけでもよかったと告げ候補者からフェードアウト。因みに「ジュウザ」にパンを焼いてプレゼントしています。その際、「ジュウザ」からいいパン屋になれると誉められています。どこぞのパン屋の伝承者となっている可能性が高い。

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リュウケンの北斗神拳奥義

「第63代北斗神拳伝承者」として「ラオウ」「トキ」「ジャギ」「ケンシロウ」を育てた「リュウケン」そんな「リュウケン」が使用した北斗神拳奥義を紹介します。

七星点心

北斗神拳奥義「七星点心」は北斗の掟を破った「ラオウ」に対して放った技です。「北斗神拳伝承者」が「ケンシロウ」に決定後、「ラオウ」は自身の野望を実現する為、北斗の掟を破ります。「ラオウ」の拳を封じる為に使用した奥義です。人間に存在するという7つの死角を辿った残像から一斉攻撃する奥義です。「ラオウ」を圧倒し「ラオウ」の拳を封じるはずでしたが、持病の発作が出てしまい敗れてしまいます。また、七星点心は「蒼天の拳REGENESIS」にも登場しています。父である鉄心が、かつての拳志郎の兄弟子である拳心との戦いで使用しています。しかし、天斗聖陰拳の前に敗れています。

北斗仙気雷弾

北斗神拳奥義「北斗仙気雷弾」は北斗琉拳の使い手「ジュウケイ」に放った技です。
北斗琉拳の力に魅せられ魔界に堕ちた「ジュウケイ」と闘い正気に戻した技でもあります。「北斗仙気雷弾」は空高く飛び上空で分身して、襲いかかる技です。「ジュウケイ」の秘孔を突きます。「ジュウケイ」の額の傷はこの時出来たものです。パチスロ機「蒼天の拳」で、「リュウケン」の兄、霞拳志郎が「北斗仙気雷弾」を使用しています。

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リュウケンの最期

北斗の掟を破り拳を封じようとしなかった「ラオウ」に対して、掟を守る伝承者として「ラオウ」の拳を封じる為、「ラオウ」と対峙します。「リュウケン」は「ラオウ」に北斗神拳奥義「七星点心」を放ちます。勝負は「リュウケン」が「ラオウ」圧倒し、「ラオウ」をお追い詰めていきます。「ラオウ」の拳を封じようと最後の一撃を加えようとしたが、運悪く持病の発作を発症してしまい、身動きが取れず膝摩付いてしまいます。そして、「ラオウ」の剛拳で致命傷を負ってしまい、最期に「ラオウ」に北斗神拳究極奥義である「無想転生」についてを語り、最期を迎えました。「リュウケン」が「ラオウ」の拳を封じることを聞きつけた「トキ」が急いで駆け付けたが既に遅かった。表向きは病死にされていました。

リュウケンの強さ考察

北斗神拳伝承者「リュウケン」の強さについて考察していきます。北斗神拳伝承者となるだけあり相当な強さを持っていたと考察出来ます。「ラオウ」を圧倒する程の強さ、「ラオウ」ですら知らない奥義を修得していました。北斗神拳奥義「七星点心」この技を「ラオウ」が知り得ていなかったのは正式な北斗神拳伝承者のみに伝授される秘奥義的なものと推測されます。しかし、「鬼のフドウ」と対戦していません。「リュウケン」ならば「鬼のフドウ」といえど簡単に粉砕出来たと推測できます。しかし、「約束通り」という言葉から手は出さなかったと考えられます。「リュウケン」は「北斗の拳」の中でも上位に入る強さであることは明白です。「ジュウケイ」を魔界から引き戻し正気にさせることが出来たのも「リュウケン」天武の才を見抜く力も併せもつ「リュウケン」まさにレジェンド的存在です。

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いかがでしたか?第63代北斗神拳伝承者「リュウケン」の過去や強さを考察していきました。「北斗の拳」矛盾点が多くあるのは、週刊少年ジャンプの黄金期であった1980年代の編集部が読者の反応を見ながらストーリーを作る方針であったからだと推測できます。伏線を無理やりブッ込んで行く事で新たなストーリーが生まれていくのも北斗の拳の魅力の1つです。「リュウケン」の全盛期はやはり相当な強さであったしかし、北斗神拳究極奥義「無想転生」を体得しておらずその点では「ラオウ」「ケンシロウ」にやや劣るが、それでも「ラオウ」を圧倒的な強さで追い詰めたシーンが印象的で「北斗の拳」では、レジェンド的存在となっています。「リュウケン」の強さを想像し、「北斗の拳」をご覧になってみてはいかがでしょうか?

 

 

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