納豆はお好きですか?日本の伝統的食材の1つでご飯のお供に最適の美味しい納豆。グルグルかき混ぜるそのまま食べるのもよし!熱々ご飯に乗せて食べると最高に美味しいです。今回はそんな「納豆」についての記事です。納豆嫌いも食わず嫌いも納豆チャレンジしてみては?美味しいですよ~
納豆とは?
大豆を納豆菌により発酵させた発酵食品の1つで日本の伝統的な食材でもあります。お菓子の甘納豆とは別物で「糸引き納豆」とも呼ばれています。最近では健康食品としても注目されています。
納豆の種類
納豆には種類があります。これは大豆の粒の大きさにより種類分けされています。粒の大きさは農林水産省の農産物規格規定により定めれています。
大粒⇒7,9mm 大粒の納豆は昔ながらの納豆で粘りが薄い
中粒⇒7,3mm 一般的に売られているサイズの粒でご飯にかけても美味しい
小粒⇒5,5mm 食べやすいサイズで粘りが強く人気があります。ご飯にかけて食べるには最適のサイズといわれています
極小粒⇒4,9mm 小粒同様に食べやすいサイズと粘りで人気があります。
ひきわり納豆
ひきわり納豆は製法が違い大豆を砕いてから発酵させます。粒納豆とは違う味と風味をもち離乳食や和え物等にも使える万能納豆です。
塩辛納豆
麦を併用して作られており、糸引き納豆とは違いネバネバがありません。風味は味噌によく似ています。
納豆の歴史
納豆の歴史について納豆の歴史は古く諸説ありますが、納豆の文字が出てくる最古の書物「新猿楽記」は11世紀頃で平安時代には納豆が存在していた事が確認されています。南北朝時代には光厳法皇が藁包納豆の製法を伝えた記録が残っています。戦国時代には武将達の重要な栄養源とされ、江戸時代には納豆売りが毎日売り歩いていました。明治に入り納豆菌の研究が進み明治27年(1894年)に農科大(東京大学農学部)の矢部規矩冶氏が納豆菌の純粋分離に初めて成功し、大正に入り北海道大学の半澤洵氏により、大正7年(1918年)に純粋培養による納豆菌を使用した納豆製造法に成功し「半澤式納豆製造法」と呼ばれ、後に衛生的で工業的に納豆生産が可能となりました。戦時中は軍用食として、戦後は栄養食として食べられていました。1960年頃から輸送技術が発達し流通されるようになりました。納豆が全国的になったのは平成になってからです。
納豆の効果
納豆は身近な食材ですが「納豆」には高い栄養科と凄い効果がある事で知られています。ここではそんな「納豆」に秘められた効果についてをまとめました。納豆は美味しいだけでなく凄いパワーも持っていました。
1.美白効果
納豆に多くふくまれるビタミンB群(B1,B2,B12)の効果により肌が美しくなる
ビタミンEも多く含まれ女性ホルモンの分泌をスムーズにし美容効果をあげる事が期待されています
2・認知症予防
納豆の大豆に含まれている栄養素
「レシチン」
レシチンとはリン脂質の一種でリン酸と脂質が結合してできた栄養成分です。
レシチンにはアセチルコリンという記憶に関係した神経伝達物質の生成を促す作用があり記憶力の向上や認知症の予防に効果が期待されています。さらにレシチンは
「脳の栄養素」
とも呼ばれており記憶力の向上がアップするので受験生におすすめです。
3・ナットウキナーゼ
納豆にしか含まれていない栄養祖
「ナットウキナーゼ」
血栓を予防したり血栓を溶かす効果があります。血液をサラサラにする効能もあり動脈硬化や心筋梗塞脳梗塞など循環器疾患のリスクが減少するといわれています。
4.糖尿病予防
糖尿病は血糖値の急激な上昇と低下が繰り返される事により発症します。納豆に含まれる食物繊維やビタミンB2には糖質と一緒に摂取した際に血糖値の上昇を抑える効果があります。そしてレシチンには糖質を吸収しインスリンを分泌してくれます。
5・骨粗鬆症予防
納豆にはカルシウムが豊富で100g中におよそ240㎎のカルシウムが含まれています。しかし…カルシウムはあまり吸収がよくないのです。納豆にはたんばく質が含まれていてそれがカルシウムの消化吸収をも助けてくれます。高齢者に非常に多くみられる骨粗鬆症を予防する効果も期待されています。納豆を食べて骨を丈夫しましょう!
医薬品と納豆の注意点
納豆は栄養科が高く美味しいのですが、注意点として抗疑個薬ワルファリンの作用を弱めてしまうのでワルファリン服用中は納豆を食べるのは控えた方が良いといわれています。
納豆の豆知識
意外と知らない納豆に関する豆知識です。
納豆データねつ造事件
某テレビ番組で納豆がダイエット効果に最適で20代から50代の8人に朝晩の2回食べてもらい2週間後の体重が3キロ~4キロ減っていたという内容で店頭から納豆が一時売り切れが続出しました。しかし、健康食品である事と栄養満点で美味しいことには間違いありません。
よく混ぜると旨みがアップする
納豆をよく混ぜるとネバネバが増えると共に旨みもアップします。このネバネバがグルタミン酸です。納豆菌がタンパク質を分解し旨みをアップさせてくれます。
納豆の日
納豆の日は7月10日(なっとう)です。納豆の日は昭和56年に関西納豆工業協同組合が作りました。関西地域で定められた記念日でしたが、平成4年に全国納協同組合が改めて納豆の日と定めました。7月10日は納豆の記念日として全国に拡がりました。
納豆に合う食材
そのままでも十分に美味しい納豆ですが、納豆に加えるだけでより一層美味しくなる食材があります。そんな絶品食材を紹介していきます。
キムチ納豆
納豆好きには定番です。納豆にはない栄養がプラスされさらに高い栄養効果が期待されます。
ネギ納豆
納豆の定番です。薬味といえばネギ。納豆と抜群の愛称です。
からし納豆
納豆の定番の1つです。匂いが緩和され美味しさを引き立てます。
ラー油納豆
納豆に混ぜると美味しいだけでなく美容にもよく便秘の改善にもつながると期待されています。
マヨネーズ納豆
マヨネーズ好きなら一度は試した事があるかと思います。納豆嫌いな方でも食べれると噂です。
大葉納豆
納豆に合わせて食べると納豆単体にはない栄養効果を得る事が出来ます。納豆の生産会社がおすすめしているのも納得です。
美味しいアップルパイ!癖になるおすすめの絶品アップルパイ!~至極の幸せ~
美味しい納豆
美味しい納豆を紹介していきます。取り寄せ商品や高級納豆です。本物の絶品納豆をご賞味ください。
天然わら納豆 大天元納豆
国産大豆い無農薬で天然の藁から作られた数少ない納豆です。50年ぶりに天然の納豆菌を使った製法で伝統の納豆を復活させた本物の大粒納豆です。
北海道の藁納豆
全国納豆鑑評会で「特別賞」を受賞した納豆です。北海道産の大豆を使用し独自の納豆菌を使用しています。藁の中にイグサも含まれている為、香りが違います。大粒で食べごたえがある納豆です。
二代目福次郎「鶴の子」
https://www.fukujiro.com/about.html
北海道産の大豆を使用し匂いが少なく豆本来の味を引き出しています。さらに通常の3倍の時間をかけて熟成しています。大粒の納豆で豆の旨みが凝縮された極上の一品です。